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大阪市交通局20系電車 (初代) : ミニ英和和英辞書
大阪市交通局20系電車 (初代)[おおさかしこうつうきょく20けいでんしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

大阪市 : [おおさかし]
 (n) Osaka city
: [し]
  1. (n-suf) city 
交通 : [こうつう]
  1. (n,vs) communication 2. transportation 3. traffic 4. intercourse 
: [つう]
  1. (adj-na,n) (1) connoisseur 2. authority 3. (2) counter for letters, notes, documents, etc. 
: [きょく, つぼね]
 【名詞】 1. court lady 2. lady-in-waiting
: [けい]
  1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) 
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 
: [はつ]
  1. (n,adj-no,n-suf) first 2. new 
初代 : [しょだい]
 【名詞】 1. first generation 2. founder 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

大阪市交通局20系電車 (初代) ( リダイレクト:大阪市交通局10系電車 ) : ウィキペディア日本語版
大阪市交通局10系電車[おおさかしこうつうきょく10けいでんしゃ]

大阪市交通局10系電車(おおさかしこうつうきょく10けいでんしゃ)は、大阪市交通局地下鉄(高速電気軌道)用通勤形電車である。
大阪市営地下鉄御堂筋線乗り入れ先の北大阪急行電鉄南北線で使用されている。
本項では本系列に編入した20系電車(初代)とVVVFインバータ制御に更新した10A系電車についても記述する。
== 概要 ==
1973年10月に谷町線での急行運転を想定した試作車両として、まず2001-2301-2401-2501の20系(初代)4両が全電動車方式で製造された。谷町線および中央線において各種試験が実施されて好成績を収めたが、従来を上回る高速運転を主内容とする急行運転計画は局内でも発言力の大きな土木・保線部門(特に電力課)〔他の鉄道会社と同様、大阪市交通局でも伝統的に土木科出身者が優遇される傾向が強く、歴代交通局長も大半が土木科出身である。〕の反対で葬り去られ、当初計画されていた最高速度100km/hでの高速運転試験を実施することもなく〔第三軌条集電による高速運転にかかる研究成果は初代20系試作から30年以上経過した2006年3月の近畿日本鉄道けいはんな線開業に伴う中央線用車両の最高速度引き上げでようやく日の目を見た。なお、けいはんな線では最高速度は100km/hではなく95km/hに設定されているが、これは速度発電機のタイヤ摩耗による測定誤差などを見込んでマージンを確保しているためである。〕、当初の使途を失って宙に浮いた形となった。
しかし、当時最新の回生制動機能付き電機子サイリスタ・チョッパ制御器を搭載する同系列は速度の加減速制御を抵抗器による放熱に依存する在来の抵抗制御車と比較して走行時の放熱量が格段に少なく、当時増結に次ぐ増結と高密度運転の実施、そして近隣地域での過剰な地下水汲み上げに起因するトンネル内の温度上昇が深刻な問題となりつつあった御堂筋線におけるトンネル内温度上昇の抑止手段として注目を集めた。このため、中間車4両を新造して8両編成への再編〔編成は1101(旧2001)-1001-1301-1201(旧2301)+1601-1401(旧2401)-1501-1801(旧2501)となり、旧2501を電装解除してその機器で1301を電動車化した他、在来車は新造車に準じて主要機器の改良が実施された。〕と10系への改番〔車両番号が御堂筋線の乗り入れ先である北大阪急行電鉄が保有する2000形と同番号になるため、干渉を避ける目的で営業運転への投入の目処が立った1975年6月9日付で改番された。〕、それにこれまでの試験結果を反映した小改良を実施の上で御堂筋線への転用が決定され、1974年6月7日付で移籍手続きがとられた。
もっとも、チョッパ制御車にはスイッチング素子であるサイリスタから漏洩する高調波ノイズによる軌道回路への干渉による誘導障害など特有の問題があり、実用化までにはその後もしばらく走行試験を繰り返して各種保安機器の正常動作を確認する必要があった。このため営業運転開始は1976年2月までずれ込み、10系01編成は暫定的に御堂筋線内限定運用、主に中津 - 天王寺間で営業運転が開始された。
その後、御堂筋線の輸送力増強および新線開業に伴う車両捻出を名目として、1979年より冷房装置を搭載した量産車が製造され、北大阪急行への直通運転が始まる。1989年までに9両編成26本、合計234両が出揃い、30系に代わり御堂筋線の主力車となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「大阪市交通局10系電車」の詳細全文を読む




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